広告アカウントが停止された時

対象
Meta広告のアカウントが停止されたクライアント様、または停止のリスクを事前に理解しておきたいクライアント様
タイミング
Meta社から「アカウントが制限されました」「広告アカウントの制限は解除されませんでした」等の通知が出た時

広告アカウント停止とは

Meta(Facebook・Instagram)の広告アカウントが、Meta社の判断によって配信できない状態になってしまうことを「アカウント停止」と呼びます。

停止された状態では、下記のことができなくなります。

つまり、Meta広告での集客が完全にストップしてしまう状態になります。

なぜ起きるのか

1. 広告ポリシー違反

Meta広告には、医療系(整体・整骨・鍼灸・治療院など)、金融系、健康系などに対して厳しいポリシーがあります。

下記のような表現は「健康・ウェルネスポリシー」に該当しやすく、停止につながりやすい要素です。

2. 本人認証・事業者認証の不通過

Meta社は広告主に対して「実在する事業者か」「広告主本人は信頼できるか」の認証を求めることがあります。

認証フローで提出書類との不一致や、本人確認が不完全な状態のまま進めると、アカウント停止につながる場合があります。

3. 不審な活動の検出

短期間での予算急変動、複数アカウントの同時操作、過去に停止履歴のある関係者との紐付きなどを検出すると、Meta社は「不審な活動」と判断して制限をかけます。

停止された時の影響範囲

広告アカウントが停止されると、影響は単一のアカウントだけにとどまらない場合があります。

停止の対象影響
広告アカウント単体広告配信ができなくなる
Facebookページ投稿の広告化が不可になる場合あり
Metaピクセル(広告計測タグ)利用不可になる場合あり
同じビジネスポートフォリオ内の他の広告アカウント連鎖して制限される可能性あり
同じ管理者の他のビジネスポートフォリオ連鎖して制限される場合あり
「同じ広告主」と判断される材料

Meta社は下記の情報を総合的に見て「同じ広告主」「同じビジネス」かを判断しています。

  • 個人Facebookアカウント(管理者の紐付け)
  • メールアドレス・電話番号
  • 支払い情報(クレジットカード)
  • 利用しているドメイン(ホームページのURL)
  • IPアドレス・デバイス情報

これらの情報は2年以上Meta側に保持されるとも言われており、過去の停止履歴が将来の新規アカウントにも影響する仕様になっています。

停止された時の対応

ステップ1: 異議申し立て

Meta社で停止の最終決定が出る前であれば、異議申し立て(再審査リクエスト)を行うことができます。

ただし、医療系・健康系で一度「停止解除NG」の判定が出た案件で異議申し立てが通る確率は高くないというのが実情です。

通る前提というよりは「念のため一度試してみる」というスタンスでの実施になります。

ステップ2: 復旧の2段階アプローチ

異議申し立てが通らなかった場合は、新規環境での配信再開を目指します。

第1段階: 同じビジネスポートフォリオ内で、新しい広告アカウントを作成する

まずは既存のビジネスポートフォリオの中で、新規の広告アカウントを開設して配信を再開できないか試します。

ただし、停止になったアカウントと同じ環境のままだとMeta社で「同じビジネス」と判定されてしまい、新しいアカウントも同様に弾かれる可能性が高くなります。

そのため、下記3点をあわせて切り替える必要があります。

第2段階: 第1段階でもダメな場合、ビジネスポートフォリオ自体を新規作成する

第1段階の新規アカウントも停止される場合は、Meta社でビジネスポートフォリオ自体に何らかのマークが残っている可能性が高いです。

その場合は、ビジネスポートフォリオ自体を新しく作り直す必要があります。

理想的には、ご家族や関係者の方の個人Facebookアカウントから別のビジネスポートフォリオを作成いただく形がより安全です。

「ドメインを変える」とは

現在の本サイト(ホームページ)はそのまま残したまま、Meta広告経由の方だけが見る専用の新しいドメイン・ページを別途用意するイメージです。

本サイトのアクセスや既存の予約導線に影響はなく、Meta広告のクリック先だけが新しいページに切り替わる形になります。

予防策

クリエイティブのポリシー遵守

本サイトと別に「広告専用ページ」を用意

Meta広告経由の方が見るページは、本サイトと別のドメインで用意するのが安全です。

本サイトに健康・ウェルネス関連のコンテンツが含まれていても、広告配信側のドメインを切り離すことで、停止リスクを下げることができます。

弊社からのサポート

弊社(モデレート)で対応可能なこと

広告アカウントが停止されてしまった場合、復旧対応は技術的にも判断的にも複雑な部分が多いです。

下記を弊社で巻き取って対応することが可能です。

  • 異議申し立てフローの操作サポート
  • 新ドメインの取得・専用ページの構築
  • 新しい広告アカウントの開設サポート
  • 新しいデータセット(ピクセル)の発行と計測設定
  • サーバー経由の計測設計

停止の通知が出た時点で、早めにChatWorkでご連絡ください。